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人の森国際協力>>アーカイブス人の森通信2011/2/28号

電子ブック「長崎街道 地図と写真で紹介 iBook対応」

by 野田直人

先日電子絵本を紹介しましたが、今回は渋く、街道歩きの電子ブックです。
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/107688

実はこれ、既に退職されていますが、かつてわが母校一宮高校で社会科の教鞭を とられていた先生の旅の記録です。街道の旅のホームページはこちらにあります。
http://kaidoaruki.com/

こちらを見ていただくと、半端なコンテンツではないことがお分かり頂けると思 います。

この電子ブック、まだ2冊しか売れていませんし、サイト作成のためには先生に 原稿料をお支払いしていますから、現在までのところ事業として見ると赤字、人 の森の持ち出しになっています。

ではなぜこのようなことをするのか?

それは、一種のコミュニティビジネスとして、WEBの利用方法を探るためです。

地域には人知れず、豊富な経験や知識、技能を持っておられる方が実に大勢存在 します。ここでは一括りに「コンテンツ」と呼んでおきましょう。

この地域の人たちがお持ちの隠れたコンテンツと市場とを結び付ける手段として WEBが利用できないか、それが発想です。「いちのみや大学」は地域で face-to-face でコンテンツを紹介するアプローチですが、WEBを活かしたア プローチもできるのではないか、と考えています。

このようなコンテンツは、仮にヒットしたとしても、大企業がビジネス化したく なるほどのスケールにはまずなりません。でも、コンテンツと市場を結び付ける ファシリテーションの仕事は、フルタイムに働いていなくてもできる仕事、しか もやっていて結構楽しい仕事という見方もできます。

それならば、コンテンツを持つ人も、ファシリテーターも、ゲームをするように 楽しみとして続けられる可能性があります。

もちろん黒字化してくれれば言うことはないわけですが。

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