村落開発講座2:社会/経済に関する基礎知識と演習編
2010年8/15(日)、8/16(月)
終了
6年目を迎える評判のコース「開発フィールドワーカー講座」を改組しました。
参加者の声:
「開発とは特別な分野ではないこと、ビジネスセンスを身につけることに気づくことができました。」
「自分がかかわっているプロジェクトや自分のどこに問題があるのかということがかなり洗い出された。」
講座の特徴
国際協力、特に村落開発・地域開発の現場で働く人、現場を目指す人を対象としたコースです。青年海外協力隊を終えて帰国した受講者からは一様に「行く前に聞いておきたかった!派遣前研修の必須科目にすべき」という感想をいただいています。協力隊派遣が決まった方、これから目指す方、NGOなどで海外勤務をする方などもぜひどうぞ。
基礎知識を学んだあと、実際の事例を分析する演習を行い、実践力を磨きます。また自分の事例を相談することもできます。
研修の目的:
1.村落開発の現場で必要な社会面の基礎知識を身につける。
2.村落開発の現場で必要な経済面の基礎知識を身につける。
3.村落開発の現場で必要なビジネス的な基礎知識を身につける。
このコースで学ぶ知識を生かすと、村落開発の現場で起こりやす間違いを減らすことができ、援助活動の効率性や効果を向上させることができます。
セネガルのある村の製粉機。すぐに壊れてしまい、援助した側と村の人たちとの間で責任の擦り付け合いが勃発。でももし、事前にその村でこのタイプの製粉機は維持できないと、みんながわかることができたら?この講座を受講した人は、あらかじめ別の方策を考えることができるようになります。
ノーベル賞を受賞したバングラデシュのグラミン銀行。単に貧困層にお金を貸しているだけだと思いますか?この講座を受講すると、バングラデシュの社会を見据えた、グラミン銀行の工夫や戦略が見えるようになります。
このコースでは、参加型開発やプロジェクト経営の経験豊かな野田直人が、実体験から学んだ参加型のあり方や、開発フィールドワーカーに必要な基礎的な知識、スキルについてレクチャーします。
このコースに関するお問合せは有限会社人の森 (0586-72-5445)へどうぞ。JICA帰国隊員等教育訓練制度への申請を考えられる方はこちらを参照してください。また当日出席できずにDVDでの受講を希望される方はこちらをご覧ください。
この講座は、夏季集中開発協力スキルアップ講座の一つです。 □7日〜8日 人とコミュニケーション・マネージメント講座 |
受講申し込み
受講申込書(MSワードファイル)をダウンロードして記入のうえ、メールに添付するか、FAXしてください。ダウンロードできない、あるいはMSワードが開けない場合は、有限会社人の森 (0586-72-5445)へご連絡ください。
村落開発講座の位置づけ
住民と接する上で必要な社会・経済的な基礎知識や、代表的な参加型アプローチの解説に加え、地域住民や地域住民を取り巻く多様性・不確実性への対処の知恵を学びます。

Q&A
Q.今協力隊の受験を目指しています。開発協力の知識がないのですが、この講座は協力隊受験の役に立ちますか?
A.この講座は「協力隊に行くため」ではなく、「協力隊に行ってから」役立つことを想定した内容です。国際協力の概要を知る内容にはなっておりません。派遣されてから、特に地域住民と直接働く人たちの役に立つ知恵を学ぶ講座です。試験対策として、国際協力や村落開発の一般知識を身につけるためには向いていません。
Q.NGOでインターンの経験がありますが、開発学を勉強したことはありません。受講してついていけるでしょうか?
A.国際協力の専門用語も多少は出てきますが、全体としては、開発学などの前提がなくても受講できる構成になっています。わずかでも経験や見聞がある人ならば、かなりピンとくるところがある講座だと思います。
Q.現在コンサルタントとして開発協力プロジェクトにかかわることが多くあります。この講座はプロジェクトの改善に役立つでしょうか?
A.この講座は特に地域住民へのアプローチの仕方などにフォーカスをあてたものです。その意味ではどなたにもヒントになる内容はあると思います。
ただし、問題点も厳しく指摘しますので、現在かかわられておられるプロジェクトの根幹の問題が指摘された場合、対処が難しいこともあります。
Q.私がかかわったプロジェクトは成功していました。さらに何か学ぶことはあるのでしょうか?
A.開発協力で言われる成功は、あらかじめ設定されたある一定ラインを超えた、というだけです。ほとんどの場合、やり方を工夫すればさらにパフォーマンスを向上することができます。「成功した」と考えるのはむしろ、向上する機会を逃すことにもなりかねません。この講座は見直しの機会も提供します。
過去の参加者の声
・一般企業では普通に求められるビジネス知識こそが、国際協力業界では不足しがちだということを認識することができ、経済学、マーケティングなどの勉強をしようというモチベーションが高まった。よくつかわれている方法論などでも無条件に良いと思うのではなく、そのケースに適しているのかよく考えなければいけないと思った。本当に役に立つ仕事をするにはどういった視点を身につけるべきなのかがはっきりした。
(民間企業勤務 20代女性)
・工夫力を付ける演習で取り上げられた村落開発の事例は、失敗の理由を考察できた点でいつか現地に行くときのために役に立ちました。
(青年海外協力隊参加希望 20代男性)
・知らないことで、現地の人に被害を与えてしまうケースがたくさんある、ということを聞き、学ぶ責任があると実感しました。
(青年海外協力隊参加希望 20代男性)
・開発においても「いかに顧客を満足させるか」という工夫が必要。などを自分の仕事を行なう上で念頭におきたい。
(大学勤務 30代男性)
・開発とは特別な分野ではないこと、ビジネスセンスを身につけることに気づくことができました。
(財団法人勤務 20代女性)
・開発関係の本の中では見落とされがちな経営とか経済の話がよかった。
(青年海外協力隊参加希望 20代女性)
・自分がかかわっているプロジェクトや自分のどこに問題があるのかということがかなり洗い出された。
(NPO勤務 20代女性)
研修日程
1日目
9:30-12:30 開発協力の基礎知識・社会編
- 所有権と利用権
- 社会の中の単位
- グループには注意
- 大切な依存心
- ジェンダーとエンパワーメント
12:30-13:30 昼休みと自己紹介
近くのレストランなどで参加者で昼食をともにし、自己紹介を行います。昼食代は千円以内をめどにしておりますが、自己負担です。
13:30-16:50 開発協力の基礎知識・経済・ビジネス編
- 機会費用
- 限界収益逓減法則
- 損益分岐点
- 内部収益率
- キャッシュフロー
- 借金
- ローリスク・ローリターン
- トランザクション・コスト
- 比較
- マーケティング
- 損切り
2日目
9:30-12:30 開発協力の基礎知識・経済・ビジネス編の続き
前日からの続きです。
12:30-13:30 昼休み
13:30-15:30 演習
演習では、実際にある案件がなぜ機能するか・しないかを、講座で学んだ枠組みを使って分析・検討します。
15:30-16:15 質疑応答
2日間の講座で取り上げたトピックのほか、開発協力に関する幅広い内容に関し、講師 野田直人がお答えいたします。
16:15-16:50 評価
コースに関する評価などを行います。
会場
東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎 第2会議室 (地図)
参加費
参加費は18900円(税込み)です。
参加費は事前にお振込みください。振込先口座は、参加される方に個別に連絡いたします。
定員
このコースの定員は30名です。
講師
1日目、2日目とも野田直人が担当します。
受講のキャンセルについて
キャンセルの期限と受講料の扱い
研修が開始される前々日の午後17時までにキャンセルの連絡いただければ、受講料を振込み済みであっても、振り込み手数料を差し引いた額をお返しいたします。それ以降はキャンセルされても受講料のお返しができませんのでご了承ください。ただし、お支払いいただいた受講料を後日他の研修に参加費に充当することは可能です。
研修開始2日前17時以前 |
研修開始2日前17時以降 |
研修開始以降 |
| 振り込み手数料を差し引いた 受講料の払い戻しか、 次回の受講への充当を 選択できます。 |
受講料はお返ししませんが、 次回の受講に充当することがで きます。 |
受講料はお返ししません。 |
他の研修への振り替え
いったん参加をお申込みいただいた研修から、他の研修への変更は可能です。研修開始前に変更のご連絡をいただければ、差額が生じる場合は振り込み手数料を差し引いて精算させていただきます。不足額が生じる場合には、不足分をお支払いください。
東京の宿
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応用講座
