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コミュニティ開発一日講座 in 東京 2018年9月15日(土)

このコミュニティ開発一日講座は、青年海外協力隊や国際協力NGOのフィールドワーカーを目指す人、あるいはすでに派遣が決まっている人を意識した、準備講座の位置づけです。派遣経験のある方には、復習として有効です。コミュニティ開発・村落開発の現場で重要な考え方や、方法論を紹介します。最も重要と思われるトピックのみに絞り込み、一日でまとめます。人の森国際協力カレッジの中では入門編的な講座です。

講師は長年、JICAの環境保全と地域振興を両立させるためのプロジェクトに携わり、また、青年海外協力隊の補完研修の講師や、日本福祉大学開発系の大学院客員教授を務める野田直人が担当します。教材には、『地域コミュニティ開発 参加型開発・コミュニティの社会経済 (国際協力の教科書シリーズ5) 』を用います。当日配布しますので事前購入の必要はありません。

受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。

申込フォーム

フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。

講座の対象者

国際機関や開発コンサルタント、JICAボランティア(農村開発・コミュニティ開発・環境教育など)やNGOなど、開発の仕事を目指す人。国際協力機関、開発コンサルタントやNGOなどで働いている人など。講義の分野としては参加型開発、地域開発、などですが、受講には特定の専門分野の知識は必要ありません。

日程と場所、受講料など

朝10時に受付を開始し、夕方17時前まで、できるだけ多くの内容を学ぶ講座です。

日程: 2018年9月15日(土) 10:00AM ‐ 17:00PM

場所: 地球環境パートナーシッププラザ
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目53−70 国連大学1階(Google Mapを参照

定員:30名(残席17席)

受講料: 一般 8,000円(消費税込み)。フルタイムの学生・無職の方 4,000円(消費税込み)

申込方法

受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。

申込フォーム

フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。

申込締切: 講座前日まで

使用するテキスト

教材には、『地域コミュニティ開発 参加型開発・コミュニティの社会経済 (国際協力の教科書シリーズ5) 』を使います。当日配布いたしますので、事前の購入は不要です。

講座の構成と時間割

講座は参加型開発の考え方など、概論的なことから入り、プロジェクトの計画性と仮説のマネージメント、複数のJICAプロジェクトで採用されている方法論の解説、地域開発の社会的な側面、環境保全に重要なコモンズ論など重要な経済学的な概念の実務的応用を概観します。

以下に時間割を掲載しますが、あくまで目安です。受講者の理解の進行具合により、時間の調節を行います。

時間 内容
10:00-10:15 受付
10:15-11:00 コミュニティとは
参加型開発の意味と地域住民の主体性
11:00-12:00 プロジェクトの計画性と仮説のマネージメント
12:00-12:45 昼食・昼休み
12:45-15:15 ファシリテーションとマス・アプローチ
15:15-16:00 村落開発における社会的側面
16:00-16:45 村落開発における経済学的側面

懇親会

17時に講座終了後、時間的に少し早いですが、近くのお店で懇親会を実施したいと思います。

お時間のある方はぜひご参加ください。

講師紹介

講師: 野田直人

国際協力分野における参加型開発の草分け的な実践者、開発ワーカー。
三重大学農学部卒業。メルボルン大学農林学部修士課程終了。
ロンドン大学インペリアルカレッジ開発学修士コース中退。

ホンジュラス、ネパールで青年海外協力隊員として勤務した後、主にJICAの専門家として、ペルー、ボリビア、ケニア、タンザニア、セネガル、マラウイ、ミャンマー、マダガスカルなど環境保全と地域振興を両立させるためのプロジェクトで勤務。

2005年に開発協力の経験を伝えることを目的のひとつに、有限会社人の森を設立。また日本福祉大学国際社会開発科(大学院)の客員教授を務める。

1997年から「国際開発メーリングリスト」を主催(現在はFacebookグループに移行)。さらにメールマガジン「国際協力マガジン」を創刊。編集長。

著書に「タンザナイト」(風土社)、「開発フィールドワーカー」(築地書館)、「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」(有限会社人の森)など。共著書に「国際協力の仕事」(アルク)、「続入門社会開発」(国際開発ジャーナル社)、「参加型開発の再検討」(アジア経済研究所)「共生社会への課題」(唯学書房)など。監訳書に「参加型開発と国際協力」「参加型ワークショップ入門」「開発の思想と行動」(明石書店)など。その他開発関連雑誌への寄稿、セミナーの講師など経験多数。(野田直人アマゾンの著者ページ

受講が難しい方

特定の団体やグループ向けに特設講座を組むことも可能ですので、お問い合わせください。他の日程をご希望の方も、開催の可能性を検討しますのでご連絡ください。連絡先は です。遠方あるいは海外にお住まいで、Skypeを使った受講を希望される方は、 へお問い合わせください。

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