参加型開発の再検討 (経済協力シリーズ)
著者の一人が自分で言うのは変ですが、本書は資料価値は高いけど、著者それぞれの参加型の定義がバラバラで、実務の役にはあまり立ちません。議論がかみ合っていない、と言うよりも、そもそもアカデミズムの人たちの多くは、お互いの意見は批判しないようにして、意図的にすれ違わせているような印象すら受けました。これがこの本にかかわった印象です。編者ははっきりと「お互いに批判は言わないものだ」と言ってましたし。国際協力の現場に立つ者としてはアカデミズムの人たちに「おいおい、それは無責任だろ?」と言いたいのですが。参加型開発を勉強する大学院生なら読むべき。でも、現場で働く人は読まなくてよいと思います。
参加型開発の再検討 (経済協力シリーズ) 佐藤 寛 2,625円 |
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